買い時到来!? ボルボ2010モデルに一気乗り
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
本格派SUVほど威圧的ではなく、また絶対的なマスも小さいながら、フルタイムAWDの走破力や大きなロードクリアランス、ボディ下半分を覆う樹脂製プロテクターなどによって、ステーションワゴンよりはるかにアクティヴに使える能力を備える。そんなXC70の2010年モデルは、パワートレインと装備をよりアップグレードさせながら、リーズナブルな価格を設定している。
日本導入モデルは従来のXC70 SE AWDからXC70 T6 SE AWDへと変更された。一番の違いはその名の通りのT6エンジンの搭載。これまでの最高出力238psを発生した直列6気筒3.2リッターNAから、285psの直列6気筒3リッターターボへと置き換えられた。また装備を見ても減衰力可変ダンパーのFOUR-Cを搭載し、フロントのベンチレーション機能付きシート、18インチアルミホイール、前後パーキングアシスト、ダークティンテッドガラスなどを新たに標準装備としている。価格は624万円。従来のSE AWDが635万円だから、つまりパワーアップして装備が充実して、尚且つ値下げされたというわけである。
表面に気孔の開いたパフォーテッドレザーシートはソフトな感触で、座り心地は上々。XC70専用のクロスパターンを描くアルミニウムパネルも、柔らかな雰囲気をピシッと引き締めていて悪くない。タフな外観とは裏腹に、上質感漂う室内空間となっている。
乗り味はV70より更にユルい感じだ。但しこれはあくまでも良い意味で。地上高がありオールシーズンタイヤを履くことから、すべての当たりがマイルド。鋭い衝撃も遠くの出来事のようにやり過ごしてしまう。大陸的というか、そんな大らかなテイストが心地良い。
珍しい横置きの直列6気筒ユニットは粛々と心地良く回る。ターボの味付けはもう少し低速寄りだったら尚良かったとは思うものの、やはり余裕に満ちている。
このクルマの場合、これだけ快適でパワフルなのだから、人も荷物も積まなきゃソンというもの。目一杯積んで、目一杯走ってこそ真価を発揮する、本当の意味でのライフスタイルカーと言っていいのではないだろうか。
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