サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > ホンダが29年に青山から八重洲に本社を移転。「ワイガヤ」促進だけじゃない、計画変更の“切実な理由”とは

ここから本文です

ホンダが29年に青山から八重洲に本社を移転。「ワイガヤ」促進だけじゃない、計画変更の“切実な理由”とは

ホンダが29年に青山から八重洲に本社を移転。「ワイガヤ」促進だけじゃない、計画変更の“切実な理由”とは

ホンダ青山ビル

ホンダ青山ビルが抱える「課題」

一方、ホンダの本社移転計画が変更となった理由について、ある業界関係者は次のように指摘します。

「ホンダは『ワイガヤ』をその理由に挙げていますが、言い方を変えれば、それはホンダ青山ビルのスペースに課題があるということだと思います。

実際、ホンダ青山ビルの延べ床面積は約4万平米しかなく、約9万2000平米ある日産のグローバル本社と比べてかなり手狭です。

限られた土地で延べ床面積を確保するためには、階数を増やすしかありません。しかし、ホンダ青山ビルの向かいには赤坂御所がある関係から、高層化には一定の限界があります。

また、近年のオフィスビルは、延べ床面積の最大化を図るために敷地面積いっぱいに建築することが一般的です。

ただ、ホンダの創業者である本田宗一郎氏は震災時における歩行者の安全性確保を重視したことから、ホンダ青山ビルでは路面からセットバックした上、(地震などで飛散したガラスを受ける)バルコニーまで設けられたという逸話があります。

スペース効率を重視するのであれば、こうした本田宗一郎氏の思想は無視せざるを得ませんが、社内外からのネガティブな反応は避けられません。

一方、八重洲の再開発エリアであれば、十分なスペースを確保できることにくわえて、ホンダにゆかりのある地ということもあり、本田宗一郎氏の想いを引き継ぐこともできます。

そういった意味で、八重洲の再開発エリアへの移転は、ホンダにとって一石二鳥ということなのかもしれません」

(次のページに続く)

この記事に出てきたクルマ マイカー登録

新車価格(税込)

173 . 9万円 203 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0 . 0万円 377 . 4万円

中古車を検索
ホンダ N-BOXの買取価格・査定相場を調べる

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン