【次世代のアイサイトはどうなる?】スバル最新モデルがヒントになる!
掲載 carview! 文:山本 晋也 58
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スバルのフラッグシップモデルである「レガシィ」が“ぶつからないクルマ?”というキャッチフレーズでプロモーションをはじめたのは2010年5月のことでした。当時は車両が緊急ブレーキを“自動的”にかけることは画期的だったのです。
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<写真:アイサイトを初めて搭載したレガシィ>
その先進安全性能のコアとなっている「アイサイト」テクノロジーをスバルは高度な運転支援システムと定義していますが、どんどん自動運転の方向に進んでいるのも事実です。
たとえば「レヴォーグ」や「WRX S4」、「レガシィアウトバック」に採用されている「アイサイトX」は、ステレオカメラに周辺監視のミリ波レーダーを組み合わせ、さらに3D高精度マップにより車線情報を得ることで、高速道路で一定の条件を満たせばハンズオフ運転が可能となっています(0~約50km/h)。
さらにドライバーがウインカーレバーを操作すると、自動で車線変更をする機能も備えています。ドライバーをモニタリングするカメラも用意され、ドライバーが意識を失ったと判断したときにはハザードやホーンで周囲に異常を知らせながら、自動で停止する機能もあります。
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最新の「クロストレック」と新型「インプレッサ」にはステレオカメラ+超広角カメラという3眼タイプの新世代アイサイトが採用されています。
視野角が128度ある超広角カメラは歩道もしっかり確認でき、交差点などで横断歩道を渡ろうとしている歩行者の検知や、巻き込み事故を防ぐことが期待できます。
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これまでアイサイトの進化は先行車に追従するクルーズコントロール機能(ACC)など高速道路におけるドライバーの支援が主なものでした。
高速道路でのACCは基本的に前方や斜め後方の車両を検知しておけば可能になりますが、一般道で似たような機能を利用するには、歩行者やサイクリストも検知できなければいけませんし、信号も判別する必要があります。
つまり新世代アイサイトの超広角カメラというのは、市街地での先進運転支援に向けた第一歩だといえそうです。
現状では市街地で運転支援システムを使うことはNGですが、このまま進化すれば将来的には、一般道で先行車両に追従する機能、ナビゲーションで設定したルートに沿った運転支援、信号を検知した減速アシストなどが期待できるのではないでしょうか。
ちなみに、スバルでは市街地での自動運転を前提とした「自動運転表示灯」についての特許を取得しています。後続車両だけでなく歩行者にも自動運転中であることを認知してもらうような工夫を盛り込んだ特許となっています。

<写真:XVをベースにした自動運転実験車>
あまり知られていませんが自動運転に近づけた実験車両も製作しています。こちらの車両においても基本となるセンサーはステレオカメラを使っています。アイサイトを開発してきた長年の経験は自動運転テクノロジーの開発においても有効であることを、まさに示しているのです。

<写真:実験車両に装着されているフロント用カメラの数々>
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写真:SUBARU、山本晋也
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