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ボディタイプ売れ筋、ハイブリッドが存在感増し

全体では8カ月連続のマイナスだが、下げ幅は0.6%減に

4月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は4月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽自動車、海外生産の輸入車含む)全体では29万2393台(概数含む)で、前年同月比99.4%と8カ月連続のマイナスだが、昨年4月が前年同月比2倍強の大幅増だったにもかかわらず、前年同月比の下げ幅は0.6%減に縮小。東日本大震災前の10年4月と比べれば1.5%増とプラスになることからもエコカー補助金の反動減は軽微になりつつあるといえるだろう。

 ボディタイプごとの合計では、「トヨタ クラウン」が前年同月比325.0%増と売れに売れているセダン部門が63.5%増(!)、スバルの「フォレスター」、「XV」が好調のクロカン・SUV部門は12.7%増、19カ月連続で前年を上回った軽乗用車部門も1.4%増とプラスだが、ハッチバック部門が2.8%減だった以外、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クーペ・オープン部門は2ケタ減と明暗を分けた。

 各部門とも上位陣の顔ぶれに大きな変動はないが、ハッチバック部門を牽引してきた「トヨタ アクア」が前年同月比7.0%減と初のマイナスになったほか、「日産 セレナ」や「トヨタ 86」、「ホンダ N BOX」など、各部門の1位常連が軒並み前年割れ。今年後半はバラエティに富んだニューモデルの登場が予想されるだけに、激しい販売合戦が展開されそうだ。それでは4月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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