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Fタイプ試乗。強烈なジャガースポーツ新境地

度肝を抜く野太いサウンド

主に試乗したのはV8。XKより明らかに低いシートに収まり、エンジンに火を入れると、前方からは有機的な鼓動が、後方からは空に向かって轟くような爆音が聞こえてきた。この段階でタダ者ではないぞと感じるが、走り始めるとそんな印象は一気にヒートアップする。

動力性能。こいつは間違いなく強烈だ。しかしいまやサルーンにも500psオーバーの強心臓が積まれる時代。加速性能だけがスポーツカーの勲章ではない。僕が度肝を抜かれたのがサウンドだ。燃焼音、メカニカル音、吸気音、排気音・・・それぞれ異なる音源が回転数やアクセルの踏み込み具合によって複雑に変化し、ドライバーを楽しませる。楽しませるというより、アドレナリンを強制的に噴出させるといった方が正しいかもしれない。

ルーフを開け放ち、トンネル内で全開にしたときのサウンドたるや、フェラーリにも負けていない、と思うほど。アクセルオフのときに聞こえてくるバババッという疑似バックファイア音もスゴい。実は、試乗したFタイプのマフラーにはサウンドコントロール用のセンターフラップが装着され(V8で1万円、V6で36万円のオプション)ていた。フラップを閉じた標準モード(静音モード)を選択すれば、ハイファイオーディオの豊かなサウンドを楽しみながらのノンビリしたドライブも可能である。

試乗したV6にも同様のシステムが付いていたが、全体的にはV8のほうがより刺激的なサウンドを奏でる。動力性能もしかり。V6でも決して遅いわけではない。いや十分に速い。軽快な回転フィールを好む人もいるだろう。しかしV8の図太いトルク感と野太いサウンドには抗しがたい魔力が潜んでいて、噴出するアドレナリン量は倍ぐらい違う。V6狙いの人はくれぐれもV8に試乗しないように。

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