【いまさら聞けない】新型クラウンシリーズ全部言える？ クロスオーバーからエステートまで出そろった「4兄弟」のスペックまとめ

クラウンエステート

クラウンシリーズ最大の荷室スペースを誇る「エステート」

最後に加わったエステートは、ステーションワゴンタイプの先代からSUVスタイルに変わったモデルです。全長4930mm×全幅1880mm×全高1625mmの上級SUVです。

パワートレインは2.5LプラグインハイブリッドのRSがシステム最高出力306ps、WLTCモードの燃費が20.0km/Lを誇ります。2.5LハイブリッドモデルのZは243psのシステム最高出力に加え、燃費は20.3km/Lです。

そしてこのエステートの特長は、570Lもの荷室容量。これはスポーツやクロスオーバーを大幅に上回る容量で、荷室長は1070mm、荷室幅は1030～1430mm、荷室高は690～780mmと余裕があるため、9.5インチゴルフバッグが3個と81cmスーツケースを2個積めるとメーカーは説明しています。

RSはデッキテーブル（デッキサイドカバーを兼ねた折り畳みテーブル）とデッキチェア（ラゲッジルーム入口の引き出し式チェア）を標準で装備し、ラゲッジスペースを活用するシーンが大きく広がっていくことをイメージさせてくれます。

走りについても他モデルと同様、クラウンらしい走りを実現し、とくにプラグインハイブリッドモデルは重心高が下がることもあり、より上質な乗り心地となっています。

このように、新生クラウンシリーズは3種類のSUVで新境地を開いていますが、セダンモデルも旧来の伝統を守りつつ、ラインナップ全体を通して、新しい価値を生み出しています。