【ボクらが憧れた日産を振り返る】S13シルビア、パルサーGTI-R、Z32、R32型GT-R…そしていま必要なのも“憧れのクルマ”でしょ！

パルサーGTI-R

雑誌を見るだけでもその凄さがわかった「パルサーGTI-R」

「パルサーGTI-R」を覚えていますか。ホンダ「シビック」やトヨタ「カローラFX」のライバルとなるCセグメントハッチバックである「パルサー」に、2.0Lターボエンジン（230㎰のSR20DET）と4WDシステム（アテーサ）を組み込んで戦闘力を高めたマシン。

狙いはWRC（世界ラリー選手権）だったので、普通のセダンである三菱の「ランサー」にドーピングしてめちゃめちゃ武闘派に鍛え上げた「ランエボ（ランサーエボリューション）」をイメージすればいいでしょう。同じ成り立ちです。今でいえば「GRカローラ」とか「ゴルフR」みたいな感じですかね。

今にして思えば230㎰ってたいしたパワーではないですが、とはいえ車両重量1230kgと超軽量ですから、なんだかんだ言ってやっぱりスゴイ！

そんなパルサーGTI-R。片田舎の中学生だった筆者は一度も乗り込んだことがないような気がしますが、自動車雑誌を読み漁るだけでもその凄さはなんとなく理解できました（ホントは理解できたつもりになっていただけ…笑）。

「小さいボディにハイパワーエンジンってスゲーじゃん！」と話題にしつつ、前後重量配分が良くなくてアンダーステアが強いなんてことは知る由もなかったのでした（だってまだクルマを運転したことがなかったので仕方ないでしょ！）。ちなみにデビューは1990年です。

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