ホンダの超コスパSUV「WR-V」は本当にお買い得? 「ヤリスクロス」とガチ比較してみた
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 258
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まずは、ボディサイズから比較してみましょう。
ヤリスクロスが全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmとなっているのに対して、WR-Vは全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mmとやや大きいのが特徴です。
基本的には同じサイズ感と言って問題なさそうですが、一部の機械式駐車場では全高を1600mmまでに制限している場合があるため、そうした駐車場を利用する場合には、1650mmというWR-Vの全高がネックになるかもしれません。
エクステリアデザインを見ると、曲面を多用した都会的なデザインのヤリスクロスに対して、WR-Vはタフさを感じさせるスクエアボディが大きな特徴です。
この点は、同じコンパクトSUVのなかでも好みの分かれるところかもしれません。
ただ、WR-Vの直線的なボディデザインは、運転時の見切りのよさに加え、室内空間の広さにも大きく貢献します。
特に、WR-Vの荷室容量はヤリスクロスの390Lを大きく上回る458Lとなっているため、アウトドアやスポーツなどを趣味とする場合には、WR-Vの大きな荷室が活躍してくれそうです。

<写真:WR-V荷室>

<写真:ヤリスクロス荷室>
コンパクトSUVにとってもっとも重要な要素のひとつである価格についてはどうでしょうか。
ヤリスクロスの場合、ガソリン車のFF仕様の価格は189万6000~233万1000円となっていますが、対するWR-Vは209万8800円~248万9300円です。
一見するとWR-Vのほうが割高に見えますが、機能装備を同等にすると両車の価格は大きく変わらないと見られます。
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