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アウディRS5、サーキットで見えた進化と真価

持て余すポテンシャルはサーキットで

速度域が高いこともあり、さすがに汗ひとつかかずにとは行かなかったが、十分にリラックスしたままハイスピードドライビングを満喫できた。しかし一方で、あまりに出来過ぎていてドライバーが腕を奮う余地がほとんどないと感じる人も、きっと少なくはないだろうということは、容易に想像できる。様々な最新電子デバイスが、失敗をリカバーしてくれるどころか失敗する前にそっと手を差し伸べてくれるからである。

しかしながら、持てる技術を駆使して、それをひけらかすことなく淡々と凄い仕事をやってのけるというあり方は、まさにアウディにとっては狙い通りに違いない。最初に記したように、RS5はまさにアウディのスローガン「技術による先進」を地で行く、ショーケース的な存在なのだ。

すべてのアウディの目指すところは、まさにここだと言っていいだろう。最近ではライフスタイル商品的な打ち出しが前面に出ている感の強いアウディだが、その根底にある、すべてのユーザーに技術の進歩によって幸せをもたらすという考え方は、実はまったく変わっていないのである。

それにしても、パフォーマンスがこれほどのレベルにあると、正直言って一般道を少し速いペースで走らせたぐらいでは、ポテンシャルの半分も引き出せないのではないだろうか。幸運にもRS5を手に入れることができた人には、是非一度はサーキットのような場で走らせてみてほしいと思わずには居られない。きっと自分の選択の正しさを噛み締めることができるはずだ。

そしてアウディジャパンにも、そういう場を積極的に設けることを強く望んでおこう。R8でのスーパーGT参戦や、今秋に開催されるWEC in JapanへのR18の投入など、最近は日本でもモータースポーツ、ひいては走りのイメージが積み上げられつつあるアウディだが、何より自らステアリングを握って、その垂涎のパフォーマンスを体感したユーザーこそ、「技術による先進」の意味を噛み締め、アウディのコアな魅力の伝道師となるに違いないのだから。

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