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乗り比べでわかった雨での確かな安心感。ミシュランが電動化時代でも「エコタイヤ」を作らないワケ

乗り比べでわかった雨での確かな安心感。ミシュランが電動化時代でも「エコタイヤ」を作らないワケ

ミシュランサステナブル試乗会2024

溝なしタイヤはやはり危険

午後からは、日産「エクストレイル」と「PRIMACY SUV+(以下:プライマシーSUV+)」でウェットブレーキングを試した。時速70km/hからのフルブレーキングを新品タイヤと残2mmまでスクラブしたタイヤ(写真:34枚目)でテストを行い、制動距離と制動Gを比較した。

結論から言ってしまうとこの日はテスト中に豪雨となり、新品タイヤが20.2mと、スクラブタイヤの28.2mに圧勝した。スクラブタイヤはブレーキの踏み始めでいきなりハイドロプレーニングを起こして、制動距離を大幅に伸ばした。

ちなみにタイヤがグリップし始めてからの制動Gは、新品の最大1.0Gに対して、0.7Gを発揮。このことから言えるのは、たとえミシュランといえども残溝2mmの状態では、時速70km/hからでもハイドロプレーニングが避けられないということだ。通常の雨量ならもっとその差は少なく、プライマシーSUV+が初期性能をライフ後半でも保つ様子が見られたのだろう。とはいえ、「ミシュランだって魔法のタイヤは作れない」という事実がわかっただけでも大きな収穫だと思う。

ちなみにエクストレイルとプライマシーSUV+の組み合わせも、そのマッチングが素晴らしかった。

“プレミアムコンフォート”を謳う「プライマシーシリーズ」ならではの、ゴムと構造のバランスの良さ。そのしなやかなグリップ性能が、低荷重なウェット路面では高い安心感だけでなく、文字通りプレミアムな乗り味を与えてくれた。今回はウェット路面だったことでロードノイズが打ち消されてしまってはいたが、それでも日産自慢のシリーズハイブリッドである「e-POWER」との相性は抜群だった。

(次ページに続く)

◎あわせて読みたい:
>>雨でも絶大な安心感! 本当に低燃費!?快適で走りも愉しいミシュラン「プライマシーシリーズ」を徹底比較したら驚きの連続だった!【PR】

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  • 2024/7/26 14:35

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    ミシュランは技術以上にブランディングが上手いと思う。
    ミシュラン=プレミアムタイヤというイメージ作りが大成功していますから。
    同じ海外メーカーのコンチネンタルとかグッドイヤーとかはその辺が下手だよなあ。
  • 2024/7/27 01:07

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    ミシュランの副社長がまだ溝残ってるのに日本はタイヤ早く変えすぎるという記事を思いだした。
  • 2025/8/06 15:00

    違反報告

    ミシュランの1度目はPS4を海外のtyrereviews.comの評価を信じてグリップと快適性のバランスが良いイメージでタイヤ替えた。
    結果、兎に角ロードノイズが煩くて閉口した。
    あまりに煩くて車体側のデッドニングをしたほどだった。25000キロほど履いてハイドロプレーニングが起こったので、国産のFK510に履き替えた所、クルマが2クラスぐらい上がったと思うほど本当に快適になった。
    2回目はクルマを買い換えたら純正タイヤがプライマシー4だったが、コレはPS4ほど酷くはないがミシュランがプレミアムコンフォートと自称するほどではなく、荒れた路面ではやはりロードノイズが大きかった。
    こちらも少し前にREGNO GR-XIIIに履きかえて、静粛性と快適性が非常に上がり、燃費も10%ほど伸びた。
    ミシュランを履いて思うコトは、アウトバーンを意識し過ぎて、日本の道路環境に合っていないタイヤにつきますね。

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