【条件次第じゃない？】買えないし買う気もないけど…こんな“三種の神器”があればEVもアリだと思う理由

プジョー E-3008

EVで幸せになれるのは“2台持ち”できる余裕層

「EVだけが手元にある生活」でも満足できるのは、ある種のマニアか、特殊な事情（ほとんど遠出はしないなど）を持つ人のみである。

そうであるがゆえ、現状のEVは普通に考えて「不便で未成熟な乗り物」と断じざるを得ない。

しかしエンジン車とEVを同時に所有できる環境にある人にとってのEVは、「モーター駆動ならではのリニアで強力なトルク」または「燃料代をかけずに済む経済性」を堪能できる、なかなかナイスな存在なのだ。

そういった環境をいちいち要求するからこそ、筆者はEVを「不便で未成熟な乗り物」と見なしているわけだが、もしもあなたが三種の神器に恵まれた環境にいて、なおかつモーター駆動ならではのリニアなトルク感または経済性に興味がある人であったなら、まず間違いなく「プラスもう1台としてのEV」によって、けっこう幸せになれるだろう。

（終わり）

（写真：日産、ホンダ、プジョー、ヒョンデ）