新型ワゴンR試乗。黄金時代の復権を目指すホンキ度を感じた
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:菊池 貴之
そのいっぽうで、これまでのワゴンRが質実剛健を売りとしてきた内装は、一転して高級指向である。エアコンパネルやエアコンアウトレット周辺に埋め込まれたメッキ部品の繊細さなどは軽とは思えない。軽初のヘッドアップディスプレイも、現代の必須アイテムといえる“セーフティパッケージ”とのセットなので、けっしてカタログを飾るためだけの高額オプションでないところが嬉しい。
先代比で60mm拡大した室内幅の効果も明らかである。まあ寸法的には「やっとムーヴやN-WGNに追いついただけ」ともいえるが、低く見せる水平基調のダッシュボードの効果もあって、心理的な開放感は一頭地を抜く。
これまでのワゴンRは圧倒的な販売実績と認知度もあってか、デザインでも機能でも、あくまで“ワゴンRらしいこと”が最優先だった感が強い。質感表現や装備内容に、あえて“軽トップ”や“軽初”に執着していなかったように思えた。
しかし、先代の途中からは一転、自動ブレーキにハイブリッド(先代の呼称はS-エネチャージ)、燃費…と、目に見えるスペックにこだわりはじめたのは、やはり軽販売トップからの陥落が影響しているように思える。今回の新型は最初からライバルを追いかける立場で開発されたわけで、開発陣の気合い(というより危機感)がヒシヒシと伝わってくる。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ルノーとフォード、欧州でEV・商用車の戦略的提携を発表…2028年から新型EV投入
ツーリングも、スポーツ走行だって楽しめる“万能”さが際立つよね! 国産ミドルクラス「スポーツツアラー」3選
自動運転の路線バスに乗ってみた! 安心感はあれどベテラン運転士の域まではもう一歩!!
【グレカーレ エッセンツァ】人生に一度、マセラティを【九島辰也】
吼えろVTEC! シビックタイプR(FD2)の迫力満点ミニカー登場! スパルタンな再現度にシビれろ!
シリーズ最大排気量!! ホンダ初代「CB1300スーパーフォア」は5つの感動性能で爆誕
カワサキの新“ハイパフォーマンスネイキッド”「Z1100」のディテールとは?“凄み”を増したルックスが精悍すぎる! 高度な電子制御で走りにも期待大
知的なステーションワゴン──新型アウディA6 アヴァントe-tron パフォーマンス試乗記
これぞアウディ!──新型アウディA6 アヴァントe-tron パフォーマンス試乗記
ゼンリン、地図柄の文具・雑貨を詰め込んだ2026年福袋を発売
「オープンカントリー」がついに最上級クラスに!!! 新年の「ダカール」は市販車"ランクル"と超絶"ハイラックス"に大注目
レッドブルを翻弄した、マクラーレンの”戦略”……装着タイヤを2台で分け、フェルスタッペンを苦しめた。メキーズ代表「驚いた」
販売終了から1年半、三菱「RVR」復活か。コンパクトSUV「エクスフォース」の国内仕立て説が濃厚
「ヤリス」がついに“電動パーキングブレーキ”搭載。2月の改良で大型ディスプレイも採用して装備充実だが…コスト高で廃止される機能も
【販売網は他社の4分の1なのに売れすぎ】三菱「デリカミニ」が受注1万台超。“300万円級デリマルパッケージ”がオーダーの7割弱という異例の人気ぶり
新型トヨタ「ハイラックス」にワイドトレッド仕様の「GRスポーツ」が加わるか…オーストラリアで早くも話題に
スズキで一番売れている登録車は「ジムニー」でなく「ソリオ」。なぜ快進撃を続けるのか? 両車を深掘りして見えた“解”とは
新型「エルグランド」「パトロール」国内投入の真意。復活の青写真は? エスピノーサCEOがメディアに語った日産の未来
【新型「RAV4」、今買うと後悔?】納期“2年待ち”の可能性。一方で次期「ハリアー」は“日本専用&国内増産”で大本命かもしれないワケ
新型「ES」受注開始は年明け以降か。販売店に問い合わせ増も、ネットでは巨大サイズに厳しい声…成功の可否は「LS」の動向次第?
【どうなる?】合併破談から1年。日産とホンダの共同開発協議が再び報じられ“米国向けV6ハイブリッド”の行方が注目される展開に
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!