【EVなんてまだ早い？】そう思う人向けに「ぜんぜん売れてない電気自動車」の意外と悪くない日常メリットを拾ってみた

スバル ソルテラ

ガソリンスタンド卒業というささやかな喜び

まず大きなメリットは「ガソリンスタンドに行かなくてもいい」ということでしょう。

もしかすると世の中には「ガソリンスタンドへ行くのが大好き！」という人もいるかもしれませんが、それはきっと少数派。多くの人は「給油って面倒」って思っていませんか？

実はBEVなら、ガソリンスタンドに行かなくても済むんですよ。「自宅に充電設備がないから『ガソリンスタンドに行かなくてもいい』なんて言われましても……」という人はこの件に関してはスルーしていただいて結構です。

ですが、もしも住んでいるのが一戸建てもしくは充電設備のある集合住宅というのなら、充電ケーブルをつなぐだけでガソリンスタンド要らずの生活って想像以上に快適。EVオーナーは、「ガソリンスタンドに行かなくてもいい」というだけでEVを愛車とするメリットに感じている人が多いとか。

それからBEVのメリットとしてお伝えしたいのは「BEVはとっても快適」だってこと。昔から「高級車にはマルチシリンダーエンジンがいい」といわれるのは、8気筒や12気筒なんていう多気筒エンジンになると振動が少ないから。エンジン振動が少ないと移動の快適性に直結するのです。

何を隠そう、モーターはどんなマルチシリンダーエンジンよりも振動が少なくて滑らか。だから運転していても同乗していても快適なのです。しかも、エンジン音がゼロだから騒音だって少ない。控えめに言って、快適面では乗り味サイコーですよ。

そんな快適性のアドバンテージは、高級車のEVよりもエンジン車だとエンジンの雑味が目立ちがちな軽自動車のEVのほうがわかりやすいでしょう。軽自動車EVに乗ってみると、その滑らかさと静かさに誰もが驚くはずですから。