ハリアー最大の謎「次期型はある？」 新型「RAV4」に統一説や、搭載が噂される“新エンジン”情報を解説する

高岡工場（ハリアー生産工場）

そもそも“次期型ハリアー”は存在するのか？

「トヨタ ハリアー」の現行モデルとなる4代目が登場したのは2020年ですから2025年で6年目。そろそろフルモデルチェンジの時期では…という声が聞こえ始めた一方で、ネットでは「ハリアーは現行型で終了」とまことしやかに囁かれたりもしています。

ハリアーは現行型で終わり？ それともフルモデルチェンジされる？ フルモデルチェンジするなら登場はいつ？ 次も北米で売られるの？ ……などなど、ハリアーにまつわる情報を、先日6代目が発表された「RAV4」との関係とともに整理します。※新型RAV4の日本発売時期は2025年内。

ハリアー（現行モデル）と「RAV4」（現行モデル）は、メカニズム面での共通点が非常に多いのが特徴です。どちらもトヨタのFF系では最上級となるGA-Kプラットフォームをベースとして、2690mmというホイールベースも同じです。2.0 L ガソリンと2.5 Lハイブリッド、そしてそのプラグインハイブリッドというパワートレインも共有しています。2台はいわゆる兄弟車です。

それでも、トヨタが2台を併売してきたのは、両車のキャラクターがまったく異なるからです。RAV4が力強いデザインと広い荷室、専用のAWDによる高い走破性など、アウトドアや悪路が似合う伝統的SUVの魅力を打ち出す一方で、ハリアーは上質な室内空間や快適性を重視した都会派の高級SUVなのです。

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