【ついに終焉】日産GT-R R35が18年の歴史に幕。最後の1台は日本へ…次期R36はどうなる？

日産 GT-R

田村氏のみならず現CEOも「次期GT-R」の存在を示唆

式典では田村氏がR36についても言及しました。

「私たちの原点は、お客様に笑顔を届け、真のドライビングプレジャーを提供することです。ですから、皆様には今しばらくお待ちください」と話し、新型の登場が近いことを示唆しました。

また「初代からR32までに16年かかりましたが、日産はGT-Rを諦めなかった」と強調。次期型に望む点としては、内燃機関を継承することを個人的に期待しているとも明かしました。

一方で、次期GT-RがハイブリッドやEVになる可能性については、社内でもさまざまな憶測がある模様です。

ただし田村氏は「将来のGT-Rでも、少なくともエンジン音は残してほしい」と語り、静粛化が進む時代にあってもドライバー体験を重視する姿勢をにじませました。

CEOのイヴァン・エスピノーザ氏も「これは永遠の別れではなく、GT-Rは必ず復活する」と語り、世界中のファンに向けて再登場を約束しました。