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テスラ モデルS、プレミアムEVを氷上で試す

雪や氷との相性は悪いはずだが…

氷上に話を戻そう。待ち受けていたのは85kWhパフォーマンス仕様。早速乗り込み、凍った湖面に設けられたテクニカルなコースをそろーり走りだす。だってモデルSの最大トルクは600Nm。しかもEVの特性上、それを0rpmから発する。なおかつ後輪駆動。スペックだけ見れば、どんだけ雪上、氷上に向いていないんだよと思わせる。

だが、いざ走りだしてみると、アンチスピン・デバイスのチューニングが絶妙で、いくら乱暴にアクセルを踏んだって路面に伝えられる以上のトルクはカットされ、クルマは滑らかに進む。ABSのおかげで停止もスムーズ。もちろん、いくらアンチスピン・デバイスが備わろうとコーナリングでタイヤの限界を超えると、クルマはツツーッと外へ膨らむ。そうなったらタイヤのグリップが回復するまで待つしかないのだが、2トン超の車重が響くのか一度グリップを失ったらなかなか回復しない。

アンチスピン・デバイスのおかげと書いたものの、実はどこまでがデバイスのおかげで、どこからがピレリ・ソットゼロのおかげか、はっきりとはわからない。ソットゼロはアイスバーンを得意とするタイヤではないはずで、雪上、氷上での性能に限れば、いわゆるスタッドレスタイヤのほうが優れているだろうが、それでも想像以上にグリップし、我々参加者を驚かせた。

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