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6月発表のコペン、プロトタイプに試乗!

「骨格+樹脂外観」というボディ構造

しかもダイハツは、コペンを初代だけで終わらせるつもりはなかった。昨年秋の東京モーターショーに、「KOPEN future included」なる、外観のデザイン処理が異なる2種類のコンセプトモデルを展示したのだ。で、それから5カ月と少々が経った3月末、ダイハツはお台場にセットした特設コースでコペンのプロトタイプといえるモデルをジャーナリストに試乗させると同時に、そのコンセプトやメカニズムに関する新技術を発表した。

その新型コペンに用いられた新技術の根幹にあるのは「D-Frame(ディーフレーム)」と名づけられた新しい骨格構造と、「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」と呼ばれる内外装脱着構造で、その2つを統合すると「骨格+樹脂外観」というボディ構造に至る。

まず「D-Frame」と呼ばれる骨格部分は、商用車のミラバン用と思われる3ドアモノコックボディのアンダーセクション、つまり下半分をベースにして、スポーツカーに求められる剛性を確保するべく各部を補強したもので、初代コペンに比べて上下曲げ剛性は3倍、ねじれ剛性は1.5倍を達成しているという。結果、必要な剛性はすべてこの骨格でまかなえるため、ボディ外板は剛性を負担する必要がない。したがって、ドアを除く外板はすべてPP=ポリプロピレンをはじめとする樹脂製にすることが可能になり、外観デザインの自由度を上げる目的と、車重を軽くする目的が達成できた、というわけである。

さらに、ホイールベースをミラより短縮するなど、スポーツカーらしい俊敏性を得るための方策も採られているが、骨格+樹脂外板構造といっても、例えば「ロータス エリーゼ」のようにアルミフレームを新造したりしていないところがダイハツらしい。それはコペンを200万円を切るクルマに仕上げるという、明確な目標があるからだ。

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