新型XC90 T8に試乗。ふたつの過給機+電気モーターによる走りは?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹
ところで、T8ツインエンジンの場合、他のモデル同様、通常はDレンジで走行し、アクセルオフでの回生ブレーキを強めたい場合にはレバーを後方(手前)に引いてBレンジを選ぶことができる。レバーをさらに手前に引くとギアダウンし、エンジンブレーキも強まる仕組み。レバーを前方に押すとギアアップするのではなく、Dレンジに戻るだけというのがユニーク。ギアアップはマニュアル操作できないわけだが、実用上はそれでなんの問題もない。
時間や試乗コースの都合ですべてのモードを試すことはできなかったが、今回の試乗した範囲で述べる限り、パワートレーンとエアサスの連携において、もう少し熟成が進めば、より自然で快適な乗り心地が得られるのではないか。同時にブレーキペダルのフィーリングについても現状がボルボのベストとは思えない。
現時点では、2リッター直4ターボ+スーパーチャージャーのみで4輪を駆動するT6エンジン搭載車のほうが完成度が高く、満足度も高いと思う。とはいうものの、XC90は1月末の発売から約2カ月で300台を超える受注があり、今からどのモデルを注文してもデリバリーは夏以降という。次回以降の船便でやってくるT8ツインエンジンは煮詰めが進んでいるかもしれない。あわてて決めずに試乗を重ね、じっくりモデルを選ぶのがよいのではないだろうか。
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