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新型アウトバック試乗。注目は軽さと燃費!

存在感が一気に向上!

ここまでのレポートでは、あたかも最新モデルのレガシィが日本市場を軽視したと誤解されかねないが、もちろんそうではない。欧州ならDセグメントに属するモデルとして、平均的なボディサイズになっただけだ。しかも、日本市場にはフェンダーの幅を左右で20mmずつ狭めて1780mmとしたB4(セダン)およびツーリングワゴンを投入している。

一方、アウトバックは北米仕様と同じ1820mmの堂々としたボディサイズとなる。しかも、グランドワゴン以来の約束となっている200mmの最低地上高を確保しているだけに、車高は1.6mを越える1605mmに到達。さらに、フロントグリルや前後バンパーのデザインを専用とし高さ方向の厚さ感を際立たせることで、ワゴンとは一線を画すスタイリングを表現。ワゴンとSUVのクロスオーバーという位置づけには変わりはないが、見た目の印象としてはSUV度合いが強まり存在感が一気に向上したように思える。

それでいて、使い勝手を損なっているわけではない。レガシィ自体も、ボディ全幅を4代目よりも50mm拡大しているのでフェンダー内のホイールハウスに余裕が得られ十分なタイヤの切れ角が確保できるため、ホイールベースが80mmも伸びたのにもかかわらず最小回転半径は10mm大きい5.5mとなっただけだ。アウトバックも、225/60R17というスバルではよりSUVらしいモデルに位置づけられるフォレスターよりも大径のタイヤを装着するにもかかわらず、最小回転半径は5.5mを維持。この数値は5ナンバーサイズのミニバンと大差なく、日常の取り回し性に対する配慮もしている。

さらに、5代目レガシィは伝統のサッシュレスドアをサッシュ付きに変更している。実は、サッシュレスはドア周りをスッキリと見せる効果があるものの、ウインドーを挟み込む部分がボディ側にあるため開口面積が狭くなってしまう。そのため、乗降性の改善もレガシィの課題だったがそれが克服されている。なおかつ、アウトバックはシートの着座位置がワゴンとSUVの中間の高さなので乗車時には腰をスッとかけやすく、降車時にはサッと立ち上がりやすいといった利点まである。

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