想像の上をいく「アリア ニスモ」の完成度。絶妙チューン満載800万円台~は高いか安いか?
掲載 更新 carview! 文:編集部 37
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お次はいよいよパフォーマンス。
・モーターパワー|+41psの435ps(B9)、+27psの367ps(B6)
高速道での加速性能向上。600Nmのトルクは変わらず
・e-4ORCE専用チューン|接地性やトラクション向上
・専用開発タイヤのたわみ+サスストロークでしなやかな車両挙動
・タイヤ、ブレーキパッド、ABS制御変更で制動距離8%短縮
・ホイール|ワイドリム化(8J→8.5J)で接地性&旋回性向上、軽量化
・シャシー|フロントの専用のスプリング、スタビライザー、ストラット。
リアショックアブソーバーも専用チューン
・パワーステアリング|専用チューンで軽快さと高速での安心感向上
…特にシャシー周りのメニューなどを見ていると、足が硬いクルマなのかな? などと不安を抱くユーザーもいそうですが、少なくとも追浜のテストコースではしなやかかつ快適で、後席に家族を乗せても文句は出そうもありません。
そしてハンドリングは切り出しからリニアで俊敏で正確。全高1650mm 、2.2トンもあるSUVがごく軽めのロールと共にお釣りもなくスパッと鼻の向きを変えるのは、低重心なEVならではの世界線。e-4ORCEの効果もあって切ったら切っ分だけどこまででも曲がって行きそうな凄みを感じます。
ちなみにつくばサーキットを1分8秒台で周回する実力があるそうで、ニスモ開発陣は相当マニアック領域までお仕事をされたのではないでしょうか(笑)。
100km/hオーバーからの加速では、軽い踏み増しだけでシュイーンというジェット風効果音を響かせつつ(BOSEオプション装着車のニスモモード)、想像の1.3倍増しなワープに入ります…まさに“超っ速”。ATセレクター後方にあるドライブモードの変更ボタンが走行中に押しにくいのはやや気になりました。
ブレーキングでフラットな姿勢を保つのも印象的で、試乗コースに設定された120km/h前後から40km/hへの急減速ポイントでも、ハイトのある重量級のボディがノーズダイブなしでコントローラブルに減速するのはちょっとした見ものであります。(次のページに続く)
>>アリアってどんなクルマ? 公式画像や詳細情報はこちら
>>「スカイライン NISMO」発表 これが最後の純エンジンスカイラインかもしれない
>>【価格もすごい】GT-R 2024年モデル発表。ニスモは3000万円級に!
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