【目標の8倍】販売好調の「プレリュード」に欠けているたった1つのコト。“すぐやめる”ホンダの“悪癖”が出てしまわないか？

ホンダ プレリュード

批判の最大の理由は「デザイン」？

その走りの評判は、巷で散々語られていますが、筆者も実際に乗った知人から感想を聞くと「乗ったら一発で笑顔になる」という回答でした。

このご時世、乗るだけでドライバーを笑顔にさせるクルマというのはとても希少な存在なので、プレリュードを世に出したホンダには大きな拍手を送るべきですが、ではなぜプレリュードはここまで批判を受けるのでしょうか。

ネットのコメントを見ると、批判の内容として多く上がっているのは「デザイン」です。

もちろん、デザインはおおむね好みの領域です。「実車を見たら印象が変わった」というコメントも見られるように、気に入って買ったオーナーや苦労して生み出した開発陣にとっては「余計なお世話」かもしれません。

ちなみにここでいう「デザイン」とは、主にフロントフェイスのことを指しているようです。

筆者も実車を見ましたが、ホンダの発表にもある通り、プロポーションは非常に美しく日本車離れした存在感があると思います。衝突安全性、コスト、法規、空力など様々な制約があるなか、ワイド＆ローのスタイル、FFとは思えない低いノーズなどプレリュードらしさもしっかりと受け継がれています。

しかしながら、「〇〇に似ている」など多くの批判を受けているのは確かです。