テスラが無料アップデート。オートパイロット機能はどう進化した?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:テスラモーターズ
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:テスラモーターズ
バージョン7.0以前のソフトウェアのモデルに乗るオーナーも、iPhoneのようにインターネット経由でバージョン8.0にアップデートできる。もちろん無料。
バージョン8.0の配信開始と前後して、テスラは今後生産するモデルのさらなる性能向上を発表した。車両の360度をカバーするように8個のカメラを搭載するほか、12のソニックセンサーを備え、これまでよりも遠くの障害物(となり得る対象)をいち早く検知できるようになる。これにより格段に増える情報を適切に処理すべく、従来の約40倍の処理能力をもつコンピューターを搭載する。
テスラはこれらの新デバイスが、将来の完全自動運転に対応できるだけの能力をもっているという。ただし、しばらくはこうしたデバイスは搭載されるだけで機能しない。今後、確実な検証を終え、法的にもクリアできた地域に限り、新しいソフトウェアを配信してこれらの能力を解き放ち、自動運転を可能とする計画だ。これからテスラを買えば、その個体がいつの日か自動運転できるようになるかと思うと、なんかこう、いよいよかという気がしてワクワクする。
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