【レクサスもチラ見】ホンダ高級ブランドが予告する新型SUV「ADX」の豪華な中身。日本発売はある?
掲載 更新 carview! 文:編集部 9
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インテリアにも注目が集まります。大型の前後2分割ムーンルーフや、パーフォレーション加工(皮革表面の細かな通気孔)が施された風合いの良さそうなレザーシートなどに混じって、Aピラーの根元には高級オーディオで知られるバング&オルフセンのロゴが入ったビルトインスピーカーの画像が(※インテグラはELSスタジオ製)。
高性能な走りだけでなく、最近はプレミアムカーの“マストアイテム”として注目が集まるオーディオでも、ハイエンドなブランドを採用しているとなれば、ドイツのプレミアムコンパクトSUVなどに対しても十分な競争力があるのではないでしょうか。
また、サイズ的にはクラス下のBセグメントながら、レクサスのエントリーSUV「LBX」に設定される最強モデル「モリゾーRR」(650万円~)と、ADX最強グレードとのライバル対決も気になります。LBXはGRヤリス由来の1.6L 3気筒ターボで304ps/400Nmを絞り出すなど、スペック的にも価格的にも微妙にかぶる存在に。
ちなみに価格感は下記のようになっています。
・アキュラ インテグラ|3万3000ドル(約480万円)~5万2600ドル(約763万円)
・ホンダ ZR-V|320万8700円~450万6700円
・レクサス LBX|460万円~720万円
・BMW X1|540万円~786万円
※1ドル145円で計算
・・・国内でのアキュラブランドの扱いをどうするのかはさておき、ADXを日本で発売となった場合、500万円台スタートであれば競争力を発揮できそう。BEVやハイブリッド全盛の中、ピュアエンジンを乗せた硬派モデルというのも、一部界隈を沸かせそうです。
一方、これはあくまで担当の個人的好みに基づく懸念ですが、ADXがアキュラのモデルに共通するアメリカ濃度120%のデザインテイストで、インテグラや先輩SUVの「RDX」のような吊り目顔で出てくると、一気に日本導入の線が無くなってしまいそうな気もします。
というわけで、可能性は薄そうな気もしますが、もし日本に入れば高級コンパクトSUVの強力な選択肢になりそうな新型アキュラ ADX。この秋に予定されているワールドプレミアにも注目したいと思います!
(終わり)
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