SUV／クロスオーバー好調。ミニバンも成長

セダン：グレイスの後退でクラウンが首位奪還

セダン部門は全体で2万2613台が販売され、登録乗用車全体の割合は10.0％。昨年に比べ0.8％減と低迷気味だ。

そんな中、久々の新型として注目を集め、1月に首位に躍り出た「ホンダ グレイス」は、2月は「トヨタ クラウン」に首位を奪い返されてしまい2位に。デビュー間もないハイブリッド車は前月比17.9％減と今ひとつふるわなかった。3月以降の巻き返しに期待したい。

3位「トヨタ カローラアクシオ」は2820台を売り、セールスは安定。昨年9月にフェイスリフトした「トヨタ プレミオ」は今年に入ってさらに勢いを増し、2月は前月比57.2％増の1405台を販売している。

「日産 スカイライン」は前月比68.3％増の伸びで前月の15位から5位にジャンプアップしている。ちなみにスカイラインは昨年6月にターボ車を追加したが、2月は全販売のうちV6ハイブリッドモデルが約6割と、2リッターターボ車より多く選ばれている。