新型Eクラス試乗。自動運転+新世代の軽さでゴージャスの定義が変わる?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
肝心の半自動運転を試すべくステアリング左下のコラムレバーを上げてドライブパイロットを作動させてみた。まずは高速で試したがどのスピードでも白線を認識するなりモニター下のステアリングマークが緑になり、前走車を認識すると前走車マークが緑になる。白線がハッキリしていて、前走車が近いとものの数秒で反応する。
あとは右足をアクセルペダルから離し、ステアリングをやんわりと握っていればOK。その時のスピードで白線に沿うか、前のクルマに従ってそのまま進む。この感覚はまさに「ザ・自動運転」だ。
とはいえステアリングを自動で操作する力やシャープさはテスラのオートパイロットの方が上で、日産のプロパイロットの方がグイグイ切り込む。メルセデスはクルマ全体の上品な味付けもあるのか、全体に大人し目だ。
注目の自動レーンチェンジことアクティブレーンチェンジングアシストだが、ウィンカーを左右どちらかに出し、2秒以上経過して隣にクルマがいないとゆっくりと車線変更する。これまたテスラより大人し目で穏やか。ちゃんと動くがギュンギュン作動している感じはない。
それと隣車線が前後3台分ぐらい開いている時にウィンカーを出してみたが結局入らなかった。微妙な位置関係もあると思うが、テスラより安全方向の設定とみた。
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