【貴重】立駐ユーザー必見。いま買える“全高1550mm以下”の国産SUVはこの8台…それぞれの特徴を解説

マツダ MX-30

「1550mm以下のSUV」は“妥協”ではなく“賢い選択”

全高1550mmという数字は、スペック表の一行にすぎないようでいて、都市部のユーザーにとってはクルマ選びに重要なパラメーターである。立体駐車場に入るかどうかは、日々のストレスや行動範囲、さらには住まいの選択肢にまで影響してくる。

背が低いSUVは「なんとなくSUVらしくない」「見下ろす感じが薄い」と敬遠されがちだが、実際には視点の高さと実用性をきちんと確保しつつ、ハッチバックやセダンに近い感覚で扱えるモデルが多い。

プレミアム志向ならレクサスLBX／UXやクラウンクロスオーバー、より現実的な価格帯ならヴェゼル e:HEV RS、CX-3、CX-30、MX-30、フロンクスと、性格の違う選択肢も揃っている。

SUVブームの陰で静かに数を減らしてきた「1550mm対応SUV」だが、立体駐車場が利用できるかどうかを条件に選択肢を絞り込めば、むしろクルマ選びの軸がハッキリする。

立体駐車場という現実と、SUVの楽しさ。その両方を手放したくないのであれば、今回挙げた8台のどれかから選ぶことが、現時点でもっとも賢い答えといえるだろう。

（終わり）

（写真：レクサス、トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ）