【新車も中古車も高騰中!】今、選びたい超絶コスパ&先進装備OKの中古モデル5選
掲載 carview! 文:山本 晋也 16
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すでの多くの方が認識しているように、コロナ禍などの社会情勢により新車の納期は長期化しています。世界的なインフレが新車価格を上昇させているのも実感していることでしょう。
こうなると、納期がはやく、価格もリーズナブルな中古車に注目したくなるものです。とはいえ、希少価値によってプレミア価格をつけているような中古車はよほどそのクルマが欲しいという情熱がないのであれば手を出すべきではありません。
日常で乗るマイカーには燃費などの経済性、安全性能や運転支援システムが充実していることも重視したいところでしょう。
そうなると、ターゲットはひと世代前の車種となってきます。そこで“燃費性能と安全性能に優れており順調に中古車価格がこなれている”車種から、玄人目線でも「わかってるね!」といわれるような5つのモデルをチョイスして紹介しようと思います。
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<上の写真:先代シビック>
走り・安全・経済性のバランスが取れている中古車としていの一番に思いつくのは「ホンダ シビックです」。もちろん「タイプR」ではなく、標準グレードの事です。
2017年に登場した、ひと世代前のシビックはハッチバックがイギリス生産、セダンが日本産となっていました。欧州仕様をベースにアレンジした前者の走りは玄人筋からも高い評価を得ていましたし、アグレッシブなスタイリングは現行型にはない魅力です。
エンジンはダウンサイジング志向の1.5Lターボで、CVTとの組み合わせでは2.4Lエンジンのような豊かなトルクを感じさせてくれるもの。先進運転支援システムについても機能的には十分なレベルにある「ホンダセンシング」を搭載していますので、不満はないでしょう。
中古車相場も年式に応じて順調に下がっており、250万円を切ったレベルとなっています。リセールバリューはさほど期待できない部分もありますが、2020年代のチョイスとしては絶妙なバランスにあるといえそうです。
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<上の写真:先代プリウス>
同じくCセグメントのモデルをターゲットとするのであれば「トヨタ プリウス」も見逃せません。新型プリウスが登場したことにより先代モデルの中古車相場は大きく下げています。
たしかに新旧を見比べると大きな差を感じるかもしれませんが、中身は十分に現在のレベルにあるのが旧型プリウスです。
なにしろ1.8Lハイブリッドの燃費性能は最新モデルを凌駕するものですし、先進運転支援システムについても後期型を選べば、現行型と大差ないレベルにあるといえます。
スタイリングについても前期型はクセが強く好みがわかれるところですが、コンサバ方向に変身した後期型であればインパクトが薄いぶん古さを感じさせません。また、後期型には縦型11.6インチ大型ナビを採用したグレードもあります。狙い目は2017年以降のプリウスです。
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<上の写真:先代セレナ>
多人数乗車が前提というのであればミニバンが第一候補となるでしょう。燃費や安全性で最新モデルに匹敵する機能を持ちつつ、中古車相場も適度に下がり傾向にあるといえば、ひとつ前の「日産 セレナ」が注目モデルです。
2022年にフルモデルチェンジしたことで乗り換えが進んだこともあるのでしょう、2度目の車検が近い2018年式の中古車が増えています。230万円前後の相場を形成していますので、新車よりもずっとリーズナブルに入手することができるといえます。
この年式であれば1.2Lエンジンで発電、モーターで駆動するシリーズハイブリッド「e-POWER」も候補になります。パワー不足を指摘されることもあるe-POWERですが、モーター駆動ならではの滑らかな走りは価値ありといえるでしょう。また先進運転支援システム「プロパイロット」も装備されている個体が多く流通しているのも魅力といえます。
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<上の写真:現行型インプレッサスポーツ>
ここまで紹介してきた3モデルを狙うには250万円程度の予算は必要です。もっと手頃な価格で、先進安全機能が充実したモデルとしてオススメなのは「スバル インプレッサスポーツ」(5ドアハッチバック)です。
日本における先進運転支援システムの代名詞となっている「アイサイト」を搭載したエントリーモデルとなっているインプレッサスポーツは1.6Lと2.0Lの水平対向エンジンをラインナップ、駆動方式はFFと4WDを用意しています。
間もなくフルモデルチェンジということで中古車相場も順調に下がっており、中古車の流通量が多い2017年式の相場としては130万円前後といったレベルでこなれています。※新型インプレッサの先行予約開始は2023年3月2日。
もうすぐ旧型になってしまうとはいえ、クルマの基本となるプラットフォームはSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)と呼ばれる最新世代を採用していますし、パッケージ的には実用車でありながら、ドライビングを楽しめる素性の良さもあります。リセールバリューが期待できない部分はありますが、長く乗っていくつもりであれば“いい選択”となることでしょう。
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<上の写真:デミオ>
100万円以下の予算で、“いいクルマ”を狙うというのであれば、「マツダ デミオ」がオススメです。現行型は「マツダ2」となっていますが、2014年以降のデミオであれば基本設計は共通で、コンパクトカーながらドライビングポジションにこだわったパッケージが味わえます。
<上の写真:マツダ2(現行モデル)>
ハイブリッドの設定はありませんが、1.5Lクリーンディーゼルを設定し続けているのもデミオの特徴。燃料代が上がっているトレンドの中、税制の違いにより販売価格が安い軽油が使えるのは経済的といえましょう。
流通している年式で軸となっているのは2015年式と2018年式。2015年式の中心相場は80万円、2018年式は120万円と差はありますが、必ずしも2015年式がスマートな選択とは言い切れません。というのも、デミオは商品改良によって先進安全機能を進化させているからです。経済性を優先するのであれば2015年式、安全性重視であれば2018年式を基本に考えていくとよさそうです。
<おわり>
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