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ハンドリングマシンとなったシビックは、ミニバン&HV天国日本で成功するか?

ハンドリングマシンとなったシビックは、ミニバン&HV天国日本で成功するか?

シビック ハッチバック プロトタイプ

「走りで世界を驚かす!」を地で行くハンドリングFFマシーン

田邊氏や開発LPLの竹澤修氏はさらに続けました「10代目はシビックの原点に帰って本当にやりたかったことをやろう考えた」と。

具体的にはプラットフォームを完全新規でイチから開発、メイン市場のアメリカを想定したサイズやボディバリエーションを守りつつ、本気でドイツに勝てるクルマに作り上げた。要はハッタリ抜きの味と走りのガチンコ勝負。どうやらソイツが「良いモノを作れば売れる」という“新ホンダ理想主義”であり、あえてマーケティング無視の戦略となったようなのです。

実際小沢は今回まずスポーティな1.5L直4ターボのハッチバックにサーキットで乗りましたけどマジでビックリ。ハンドリングが異様なレベルで、ステアリングが切れる切れる。しかもその切れ方がタイヤを路面に無理やり接着剤でくっつけたようなレベルで物凄い。

しかもコノ手はいくらスポーティと言っても大抵アンダーステアなんですが、いきなり1コーナーにオーバースピード目で飛び込んでったらリアがグイっと出る。もちろん滑り方はスムーズでしたけど、確かに実用ハッチどころか「BMW ミニ」をも超えたスーパーハンドリングFFマシーン!

ついでに乗り心地はそれでいてしなやかでボディ剛性は岩の様。1.5L直4ターボもハッチはセダンより9ps増しの182psでCVTとは思えないダイレクト感もあって、彼らが「走りで世界を驚かす!」と言い切るのも納得のレベル。

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