CLSシューティングブレーク。グレードも多彩
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:中野 英幸
あれから半年以上を経て、ようやく日本で出逢ったCLSシューティングブレークは、ヨーロッパで見るよりもことさら“特別感”が増して見えた。「スポーツ クーペ ツアラー」という、セダンでもワゴンでもクーペでもなく、でも全ての要素が混ざり合いながら織りなす新種の美しさが、日本の街並の中ではとくに目立っているのかもしれない。
ドアを開けてシートに滑り込んでみると、身体が覚えているその感覚はまさにクーペらしいもの。たっぷりとしたレザーの肉厚なシートと、つややかなアメリカンチェリーのウッドを使ったインパネに囲まれた空間は、適度にタイトでしっくりくる感覚だ。
リアシートに移ってみると、CLSは独立2座だったのがシューティングブレークは3座のベンチシートになっている。頭上のゆとり、足元の広さとも、私の手計測で日産フーガと同じくらいあり、すっぽりと包まれて座ることができた。
そして、注目のラゲッジを開けてみると、フロアがウッドのフローリングになっている。クラシックなシューティングブレークの味わいと、新鮮な感覚のバランスが面白い。これは全車にオプション設定となるもので、通常はカーペットだ。容量は通常でも590Lと十分で、邪魔な出っ張りがなくほぼ長方形のスペースだから、荷物が効率的に積めそうだ。さらに、リアゲート側からレバーを引けば、6:4分割でリアシートが倒れてフラットになる。全て倒すと容量は1550Lにもなるというから、さすがシューティングブレーク。外観の美しさからは想像できないくらい、実用性も備えている。
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