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【ランドクルーザー250試乗】意外な快適性と納得の燃費。最大のライバルは発表されたばかりの末っ子「ランクルFJ」かもしれない

最大のライバルは一般公開された「ランクルFJ」かも

動き出すと、その特別感は走りへとつながります。

足まわりは意外なほどしなやかで柔らかい。2.8L直4ディーゼルターボ+8AT、フルタイム4WDの組み合わせが、約2400kgの車体を力強く押し出します。

取り回しは数値から想像するよりも良好。全長・全幅・全高・視点の高さが均整の取れたバランスにあり、動きの予測がつけやすい。オンロードでは“柔らかい”のに、タイヤの位置が手に取るように分かる操舵感があるのは、ラダーフレーム構造の恩恵でしょう。

このキャラクターは長距離で真価を発揮します。とにかくラク。最新のADAS(先進運転支援)も相まって、“どこまでも走っていける”感覚が続きます。

かつて「歴代ランドクルーザーのすべて」を制作した際、4WDライター・故西村光生さんらと「ランドクルーザー100」で、北海道・江差→京都の“ニシンの道”を現代の陸路で辿るという企画を実施しました。5日ほどで約3500kmを走破。

終えて感じたのは「まだ走れる。でも、ランクルでなければ成立しなかった」という事実。そして胸に残ったのは“どこまでも続く冒険の頼れる相棒”という印象でした。

その記憶は、250にも確かに受け継がれ、さらに洗練されています。

今回の試乗では約500kmを走行し、メーター平均10.8km/L。流れを常にリードするペースだったことを考えると、納得の数値です。

試乗車の車両本体価格は735万円(オプション除く)。決して手頃とは言えませんが、実用でもイメージでも“特別”を必要とする人にとって、価格に見合う満足を提供してくれるはずです。

なお今年の「ジャパンモビリティショー2025」では、ランクルファミリーの末っ子となる「ランドクルーザーFJ」が一般公開。全長4575mm×全幅1855mm×全高1960mm、ホイールベース2580mm、2列5人乗りとされ、日本での使い勝手は抜群に思えます。

価格も250より抑えられる見込みで、ランクル250最大のライバルはFJになる…そんな予感すら抱きました。

(終わり)

(写真:小林 和久、トヨタ)

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  • 2025/11/10 19:38

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    乗りもしない外野がうるさい以外はいい車
  • 2025/11/10 19:37

    違反報告

    ライトデューティと位置付けされてますが、結構なオフロードも走れます。
    説明書に書いてある通り、45度近い法面も4Lにしてセンターデフロック付けると走破できます。
    もちろん路面の状態にもよりますが。
    普段走らないようなオフロードも走れますので、そういう意味では必要十分条件な車です。
    70も検討しましたが、居住性取ると250や300が良いなと感じ、300だと燃費の面でオーバースペックかなと感じで250にして正解でした。
    300のディーゼルもいまだに魅力ありますが、いろんな意味でバランス取れてるので、そういう意味でライトデューティなのかと感じております。
  • 2025/11/11 16:41

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