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【国内導入検討中】“海外育ちの大型SUV”日産「パトロール」試乗 空白の18年…離れたユーザーは戻るか?

【国内導入検討中】“海外育ちの大型SUV”日産「パトロール」試乗 空白の18年…離れたユーザーは戻るか?

日産パトロール(写真:日産自動車)

重く頑健なラダーフレーム構造ながら快適な乗り心地

試乗コースは、経営再建のために閉鎖の可能性が報じられた、神奈川県横須賀市の日産追浜工場に隣接するテストコース「グランドライブ」だ。直線と低中速コーナーで構成される周回コースを走らせた。

ストレートでひと踏みすると、パトロールは「ゴーッ」というサウンドともノイズともつかない、とにかく迫力ある音を立てて力強く加速する。背中がシートに押し付けられる。これが3.5L V6ガソリンツインターボエンジン(最高出力425ps、最大トルク700Nm)のパワーか。

体感的なパワーは同じ3.5L V6ガソリンツインターボエンジン(最高出力415ps、最大トルク650Nm)を搭載する「ランドクルーザー300」よりも上だ。高回転までスムーズに吹け上がるのが気持ちいい。

電動車ばかり試乗しているせいか、純粋なハイパワーエンジンに乗ると、罪悪感と爽快感の板挟みになるが、ともあれ短時間の試乗を楽しんだ。

パトロールは湾岸諸国や北米、豪州といった“マジの悪路”があふれる市場で人気のクルマなので、燃費向上が求められる世の中にあっても、重いが頑健なラダーフレーム構造を採用する。

一般論として、同構造は多くのSUVが採用するモノコック構造に比べ乗り心地の面で不利だが、パトロールは電子制御ダンパーのおかげか舗装路でもまずまず快適な乗り心地が確保されている。

そりゃモノコック+エアサスの海外の高級SUV、すなわちメルセデス・ベンツ「GLS」、BMW「X7」、ランドローバー「レンジローバー」あたりがもたらす極上の乗り心地というわけにはいかないが、ラダーフレーム構造を採用するクルマのなかでは、メルセデス・ベンツ「Gクラス」、ランドクルーザー300と同等かそれ以上の快適さだとを感じた。舗装が大きく荒れた区間ではバタつくこともあったが、総合的には良好な乗り心地と言える。

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>>【画像50枚】国内導入検討中の日産パトロールの内外装をじっくりチェックする

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