バイポーラ電池の特徴を活かす。アクア「GRスポーツ」はキャラ劇変のワイルド系だった
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 30
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 30
――人気のコンパクトハイブリッドカーである「アクア」に追加された「GRスポーツ」に、自動車ジャーナリストの塩見智氏が試乗。先代(G’z)も人気だったアクアのスポーツモデルは、独自の「PWR+」モードを設定するなど、ノーマルから大きく“キャラ変”したワイルド系スポーツコンパクトだった。
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
GRはガズーレーシングの略で、トヨタのモータースポーツ部門を指す。そのGRがモータースポーツ活動を通じて得たノウハウを取り入れた市販車にその名が与えられる。
GRは2段階あって、サーキット走行も想定し、開発段階からモータースポーツ由来の専用パーツや専用設計をしっかり盛り込んだモデルには「GR86」や「GRスープラ」など、GR~という車名が与えられる。
>>GR86ってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.8の高評価! GR86オーナーによる本音のレビューはこちら
>>高値で推移! GR86の中古車相場はこちら
>>GRスープラってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.2! GRスープラオーナーによる本音のレビューはこちら
>>限定車も掲載! GRスープラの中古車情報はこちら
>>意外と高い!? GRスープラのリセール価格はこちら
そこまでではないけれど、ほどよく知見を盛り込み、一般道走行を想定し、スポーティなルックスと走行性能を与えたクルマには「GRスポーツ」というグレード名が付く。具体的にはスポーティなルックスに加え、“意のままの走り”を重視し、ハンドリング性能が強化されている。
>>ヤリスにカローラも! そのほかのGRモデルの情報はこちら
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
ハイブリッド専用コンパクトカーの「アクア」にもGRスポーツグレードが追加された。
アクアは初代が2011年に登場、当時は「ヴィッツ(現ヤリス)」にハイブリッドモデルがなかったため、ヴィッツのハイブリッド版という位置付けだったが、ヴィッツにハイブリッドが追加されてからはやや存在感が希薄になりつつも、大人(高齢者)に人気のロングセラーモデルだった。
>>ヤリスハイブリッドってどんな車? ボディサイズや価格はこちら
>>★4.4の高評価! ヤリスハイブリッドオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場安定! ヤリスハイブリッドの中古車情報はこちら
>>高水準! ヤリスハイブリッドのリセール価格はこちら
21年にフルモデルチェンジした2代目は、ヤリスより若干大きくなったほか、「バイポーラ型ニッケル水素電池」を用いたハイブリッドシステムが初めて採用された。
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
2代目アクアは電力の急速な出し入れを得意とするバイポーラ型ニッケル水素電池の性能を活かし、より電力で走る領域が幅広い、つまり電動感の強いモデルとなったが、GRスポーツはその走りをより気持ちよく楽しめるような車体の強化が施された。
前後サスペンションが補強されたほか、電動パワーステアリングの制御もよりスポーティな方向に変更された。
ブリヂストン「ポテンザRE050A」というスポーティなタイヤも採用された。同時期に開発された「ヤリスクロスGRスポーツ」同様、車体の3カ所に補強パーツが追加され、車体剛性も高められている。
>>キビキビ感が楽しい! ヤリスクロス「GRスポーツ」に乗ってわかったノーマルとの違い
これらの結果、「アクアGRスポーツ」は、ノーマルのソフトな足まわりとは打って変わって、ビシッと引き締められた足まわりに生まれ変わり、ワインディングロードを活発に走らせても楽しめるクルマになった。
専用のメッシュフロントグリルはノーマルの優しい顔つきをワイルドに一変させているのだが、その顔つきから想像する通りの走りが備わっていた。
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
“DSP”選びで後悔しない! 初心者でもわかる『パワーアンプ内蔵DSP』の選び方[カーオーディオ・素朴な疑問…DSP編]
シトロエン初のハイブリッドモデル、新型C4日本上陸!──GQ新着カー
VW『ティグアン』新型、クムホが高性能タイヤ「ECSTA PS71 SUV」供給
スズキ、相良工場を4月1日まで稼働停止 湖西第2は3日まで稼働 アルト・ソリオ・スイフトなどに影響
都営三田線「8両化」の進捗は? 新型車両の増備計画 今は6両と混在
日産が新商品と新技術の導入計画を発表…新型『リーフ』や新型『マイクラ』で活性化
日産が新型「リーフ」世界初公開! 8年ぶり全面刷新! 3代目は精悍「クーペSUV」スタイルに大変身で25年度中に発売へ
ヤマハ、『MT-03/25 ABS』と『MT-09/Y-AMT ABS』の2025年モデルを発表。4月22日より順次展開予定
ポルシェ「911ダカール」も北の大地を走った! 1000キロ弱のアドベンチャーラリー「シバレルラリー2025」に見る「大人の雪遊び」とは?
アウディA5のプラグインハイブリッドモデル「A5 e-ハイブリッド」が、欧州で登場
ホンダ『プレリュード』、インテリアを世界初公開へ…4月2日のF1イベントで
愛知日産と日産プリンス名古屋を統合し「日産愛知販売」を新設 2026年4月1日付
【ビッグニュース】F1ドライバー角田選手のレッドブル入り確定! 日本人初のトップチーム入りが実現。次戦日本GPから参戦
ホンダ「フリード」ガソリンモデル改良 価格改定で約10万円アップ、ハイブリッド車と同じ塗装を採用
今やMT車のメリットは「運転が楽しい」以外に存在しない…それでもMT車が無くならない明確な理由
5年目を迎えた「ハリアー」が改良で最大の“弱点”を解消か。次期型はRAV4と統合される可能性も
【危険】花粉症で重大事故になる場合も…車内に飛び散る花粉はどうすればいいのか? 運転への影響と対策とは
新型リーフ公開! 日産が新型車投入計画を発表。国内市場は新型軽自動車、そしてエルグランドの行方は?
【これ割とお買い得!?】スバルがクロストレック、インプレッサ、レヴォーグの特別仕様4モデルを一挙発売
【マイチェン情報】新型「ステップワゴン」登場は5月。デザイン変更、ブラックエディション&上級仕様エアーでライバルを追撃
【残りあと2台!?】まだまだやるぞミツオカ! 最終版「ファイナルヒミコ」はプレミア必至の10台限定発売
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!