バイポーラ電池の特徴を活かす。アクア「GRスポーツ」はキャラ劇変のワイルド系だった
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 29
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹 29
――人気のコンパクトハイブリッドカーである「アクア」に追加された「GRスポーツ」に、自動車ジャーナリストの塩見智氏が試乗。先代(G’z)も人気だったアクアのスポーツモデルは、独自の「PWR+」モードを設定するなど、ノーマルから大きく“キャラ変”したワイルド系スポーツコンパクトだった。
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
GRはガズーレーシングの略で、トヨタのモータースポーツ部門を指す。そのGRがモータースポーツ活動を通じて得たノウハウを取り入れた市販車にその名が与えられる。
GRは2段階あって、サーキット走行も想定し、開発段階からモータースポーツ由来の専用パーツや専用設計をしっかり盛り込んだモデルには「GR86」や「GRスープラ」など、GR~という車名が与えられる。
>>GR86ってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.8の高評価! GR86オーナーによる本音のレビューはこちら
>>高値で推移! GR86の中古車相場はこちら
>>GRスープラってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>★4.2! GRスープラオーナーによる本音のレビューはこちら
>>限定車も掲載! GRスープラの中古車情報はこちら
>>意外と高い!? GRスープラのリセール価格はこちら
そこまでではないけれど、ほどよく知見を盛り込み、一般道走行を想定し、スポーティなルックスと走行性能を与えたクルマには「GRスポーツ」というグレード名が付く。具体的にはスポーティなルックスに加え、“意のままの走り”を重視し、ハンドリング性能が強化されている。
>>ヤリスにカローラも! そのほかのGRモデルの情報はこちら
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
ハイブリッド専用コンパクトカーの「アクア」にもGRスポーツグレードが追加された。
アクアは初代が2011年に登場、当時は「ヴィッツ(現ヤリス)」にハイブリッドモデルがなかったため、ヴィッツのハイブリッド版という位置付けだったが、ヴィッツにハイブリッドが追加されてからはやや存在感が希薄になりつつも、大人(高齢者)に人気のロングセラーモデルだった。
>>ヤリスハイブリッドってどんな車? ボディサイズや価格はこちら
>>★4.4の高評価! ヤリスハイブリッドオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場安定! ヤリスハイブリッドの中古車情報はこちら
>>高水準! ヤリスハイブリッドのリセール価格はこちら
21年にフルモデルチェンジした2代目は、ヤリスより若干大きくなったほか、「バイポーラ型ニッケル水素電池」を用いたハイブリッドシステムが初めて採用された。
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
2代目アクアは電力の急速な出し入れを得意とするバイポーラ型ニッケル水素電池の性能を活かし、より電力で走る領域が幅広い、つまり電動感の強いモデルとなったが、GRスポーツはその走りをより気持ちよく楽しめるような車体の強化が施された。
前後サスペンションが補強されたほか、電動パワーステアリングの制御もよりスポーティな方向に変更された。
ブリヂストン「ポテンザRE050A」というスポーティなタイヤも採用された。同時期に開発された「ヤリスクロスGRスポーツ」同様、車体の3カ所に補強パーツが追加され、車体剛性も高められている。
>>キビキビ感が楽しい! ヤリスクロス「GRスポーツ」に乗ってわかったノーマルとの違い
これらの結果、「アクアGRスポーツ」は、ノーマルのソフトな足まわりとは打って変わって、ビシッと引き締められた足まわりに生まれ変わり、ワインディングロードを活発に走らせても楽しめるクルマになった。
専用のメッシュフロントグリルはノーマルの優しい顔つきをワイルドに一変させているのだが、その顔つきから想像する通りの走りが備わっていた。
>>アクアってどんな車? 価格・スペックはこちら
>>意外と辛口? アクアオーナーによる本音のレビューはこちら
>>相場下落中。アクアの中古車情報はこちら
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ワイドな日産「GT-R」登場! 1050万円の“鮮烈青ボディ”がスゴい! どんな特徴?
好きなのは「丸目」? それとも「角目」!? ついに発売されたトヨタ新型「ランクル250」のSNSでの評判とは?
見るだけでも楽しめる体験型オフロードイベント!爆フェスIII Enjoy Ride in 茨城県常陸大宮市の開催が決定
日産が北京モーターショーでNEVのコンセプトカーを4車種公開
サム・バード、手首負傷でモナコE-Prix欠場。バーナードが代役でフォーミュラEデビューへ
昨日?そんな昔のことはもう忘れた…捨て去った過去と断ちきれない想い出!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第25回
日産「新型スポーティ“セダン”」世界初公開! 美麗ボディ&4連テールが超カッコイイ! 「次期型アルティマ!?」な「エポック」中国で発表
【北京モーターショー2024】ホンダ eNシリーズ第2弾e:NP2とe:NS2を公開。中国で2035年までにEV販売比率100%を目指す
レクサスが今秋に新型GX550を日本で通常販売すると発表。合わせてGX550“OVERTRAIL+”を先行販売するとアナウンス
元大関“小錦”も愛用!! ARTS VOLTのペダルレス特定小型原付「K−KOHOLA」 2024年モデル発売
“爆速ターボ”搭載!? マツダ新型「最強ハッチ」実車公開! めちゃ速&シャコタンな「MAZDA3」登場
【訃報】元ニッサンワークスドライバーの都平健二さんが逝去。ハコ車の名手として名を馳せる
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった