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清水和夫、RS6をテスト アウディらしさは健在か

アウディらしさが宿るのはむしろ…

環境性能を記すると、ポルシェの新型GT2が530psで300km/hを超える性能にも関わらず、CO2は298g/kmに収まっている。この値はどのくらい優秀なのか。例えば最新のBMW・M3は420psで288g/km、メルセデスのC63AMGは457psで319g/km。アウディRS6は0-100km/hを4.6秒で駆け抜けるが、燃費は欧州モードで333.7g。最高速度はリミッターが250km/hで設定されているが、オプションで280km/hにすることが可能で、さらにリミッターを解除すると4人乗りでも300km/hは可能とアウディは述べている。こうしてみると、決して燃費では劣っていないことがわかる。

さて、結論を述べることにしよう。GT-Rのパフォーマンスに犯されてしまったオレの体は、ダイハツのタントでリハビリしてRS6の試乗会に乗りこんだつもりであったが、まだ後遺症は残っている。RS6とGT-Rがどうしてもダブってしまうのだ。

RS6の魅力は速度無制限のアウトバーンで本領を発揮するスーパーワゴンではないだろうか。内装の質感や細部にわたる洗練されたデザインへのこだわりではさすがアウディである。でも、アウディが持っている知的でクールというイメージとは正反対だ。むしろアウディらしくない、ホットなチューンドカーという感じだ。でも、オレの周りにはそんな直線番長的なパフォーマンスを好んでいる連中がけっこういる。

だが、正直いうとV10ターボというエンジンを持つRS6は圧倒的なトルクで押しまくる加速感なのでワインディングではトルクを持て余してしまう。個人的にはRS4のほうが、アウディらしさを感じるのであった。

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