新型ロードスターには作り手の強いメッセージがある・岡崎五朗
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
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ロードスターのデザインはとても素敵だ。歴代モデルのなかで文句なしに最高の仕上がりだと思う。先代よりコンパクトになっているのに、存在感は明らかに増しているし、より大人っぽく、より艶っぽくなったのも僕としては大歓迎だ。昼間の太陽の下で見るロードスターも素敵だが、夕暮れ時の艶っぽさといったらもうハンパじゃない。複雑な構成の面に光が映り込むことでボディの立体感がさらに強調され、抑揚のある陰影がなんともいえない情緒感を伝えてくるのだ。
プロのカメラマンさんはそのあたりを計算し、たとえ日中の撮影であっても、光の角度や周囲の映り込みを考慮しながら、ロードスターがもっとも美しく見える瞬間を見事に切り取ってみせる。皆さんがこのページでご覧になっているのはある意味ベストショットなわけで、屋内のショールームやディーラーの店頭で見ると、これほどの艶っぽさは感じないかもしれない。でも心配は無用だ。実際に所有し、様々なシチュエーションで付き合えば、時間や天候や周囲の景色によって様々に変化する愛車の表情にどんどん惹かれていくに違いない。
そんな新型ロードスターのカッコよさを骨の髄まで味わいたいなら、映り込みや光線状態で表情が大きく変わるボディカラーを選ぶといい。ソウルレッドはもちろん、ブラック系やブルーリフレックスマイカあたりもオススメだ。一方、従来のロードスターオーナーで「新型はちょっと大人っぽくなりすぎたな」と感じている人はホワイト系を検討してみて欲しい。映り込みが少ない分、歴代ロードスターに共通する「いかにも運動神経がよさそうなプロポーション」がより強調されるからだ。僕がもしロードスターを買うなら、新型の魅力を120%味わえるソウルレッドプレミアムメタリックを第一候補に据えつつ、“素”の魅力を巧みに表現しているセラミックメタリックと大いに悩むだろう。
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