新型ロードスターには作り手の強いメッセージがある・岡崎五朗
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
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ロードスターのグレードは3つ。安い方から「S」、「Sスペシャルパッケージ」、「Sレザーパッケージ」となる。Sは6速MTのみだが、スペシャルパッケージとレザーパッケージでは6MTに加え6ATも選べる。
上に行けば行くほど装備内容が充実していくのは当たり前のことで、これ自体に文句はない。ただし、レザーパッケージ以外ではオプションでもシートヒーターが選択できなくなるのは大いに不満だ。詳しくは後述するが、Sの乗り味はとてもいい。日常メインでライトウェイトスポーツを味わうのには最高のグレードである。ところが、Sを選んだ瞬間に、オープンカーにとって必須アイテムともいうべきシートヒーターが欲しくても手に入らなくなるのは何とも惜しい。オートエアコンや、ボーズのオーディオも選べない。ポルシェのようにフルオーダーが可能になれば最高だが、少なくともシートヒーターぐらいはすべてのグレードに用意しておいて欲しい。
インテリアの質感が大幅に向上したのも新型ロードスターのトピックだ。プレミアムカーではないから高級な素材をふんだんに使っているというわけではない。けれど、ダッシュボードやドアトリム、ステアリング、シートといった大物パーツだけでなく、シフトノブ、メーター、エアコン吹き出し口、カップホルダーといった小さなパーツにまで、エンジニアの機能へのこだわりと、デザイナーの美意識がしっかり行き届いている。Sだとエアコンのダイヤルスイッチ&エアコン吹き出し口のベゼルが地味なブラックになるが、これは購入後にパーツ単位で発注することで、自分でも簡単にアップグレード可能だ。
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