最近フェラーリとトヨタが似ているのはなぜなのか？ 話題の「次期スープラ」予想CGから考えた

フェラーリ アマルフィ

次期型は直4ターボ＋電動化で“最強”に進化か

こうした状況を見ると、フェラーリのデザイナーが量産ブランドの意匠から何らかのヒントを得ている可能性もゼロではなさそうです。

いずれにせよ、将来的に登場するであろう新型スープラや「セリカ」のデザインに、フェラーリ風のエッセンスが反映されるかどうかは注目ポイントといえるでしょう。

気になる次期スープラの動向ですが、すでに報じられているとおり、第5世代と第6世代のモデル間で登場時期が大幅に短縮される可能性が高いと見られています。

パワートレインについては、トヨタがスバルおよびマツダと共に開催した「マルチパスウェイワークショップ」において、新開発の2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンが発表されており、これに電動技術を組み合わせた仕様が想定されています。

この組み合わせにより、現行「スープラ A90 ファイナルエディション」に搭載されているBMW製3.0L直列6気筒ガソリンターボ（最高出力441ps）を超えるパフォーマンスが期待できそうです。さらに、BEV（バッテリーEV）としての展開も十分に考えられるでしょう。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、フェラーリ、トヨタ、ホンダ）