【同じクラウン】でも全く異なるキャラと味。「スポーツ」と「エステート」を選ぶ上で押さえておきたい点はココ

トヨタ エステート ラゲージ拡張ボード使用時

室内と荷室の広さは「エステート」が圧倒

クラウンスポーツとクラウンエステートは、どちらもエンジンを横置きする「GA-Kプラットフォーム」が採用されています。ところが、サイズとパッケージングで2台には明確な違いがあります。

クラウンスポーツの全長は4720mm、ホイールベースは2770mm、リヤのオーバーハングは960mmです。一方クラウンエステートは、全長4930mm、ホイールベース2850mm、リヤのオーバーハング1080mmというもの。

つまり、ホイールベースで80mm、リヤのオーバーハングで120mm、全長で210mmもクラウンエステートが大きいという寸法です。また、全高でも60mmもクラウンエステートが高くなっています（クラウンスポーツはハイブリッド比）。こうした寸法の違いにより、2台は前席と後席の距離、荷室の大きさが大きく異なります。

端的に言えば、クラウンエステートの方が室内空間は広くなっているのです。特に荷室空間の差は大きく、クラウンスポーツの397Lに対して、クラウンエステートは570Lもあります。さらにクラウンエステートは、トヨタ初となる「ラゲージ拡張ボード」を使うと2mもの荷室長さを実現することができます。