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「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?

「ライズ」とは別軸の魅力を持つ「クロスビー」

クロスビーが面白いのは、ライズと真っ向勝負しつつもキャラクターはまったく被らない点だ。

ライズは「軽より少し大きくて実用的、価格も手頃」というベストバランスSUVとして成功した。一方クロスビーは、全長3760mmの取り回しの良さに加えて、全高をしっかり確保した“トールな箱型SUV”で、室内の広さや積載の自由度はライズを確実に上回る。後席の頭上空間や足元の余裕はクロスビーが優位で、アウトドアギアや趣味道具を積む用途では“使いやすさの差”がはっきり出る。

さらに、2WDでも悪路走破性を高める電子デバイスを備え、雪道・林道でも頼りになる。ライズが“街乗りから高速まで万能な実用SUV”であるのに対し、クロスビーは“街乗り+遊び+個性”をバランスよく兼ね備えたモデルといえる。

実際、クロスビーは軽ハイトワゴンの延長線で選ぶユーザーから、トヨタ「ヤリスクロス」や日産「キックス」などの上位SUVを検討していた層まで“ちょうどよく刺さる”独自の領域を持つ。今回の改良で走り・装備・質感の弱点が解消されたことで、“個性ゆえのクセ”だった部分がアピール度の高い武器に変わった。

ライズは依然として堅実で優秀なコンパクトSUVだ。自販連によると、2025年10月の月間販売台数は9884台で全体の3位につけるなど、依然としてベストセラーに君臨している。

しかし、ユーザーが「どうせSUVを買うなら、もう少し遊びや個性がほしい」と思った瞬間、新型クロスビーは最有力候補に浮上する。2025年改良型の完成度はそれだけ高い。クロスビーの10月の販売台数は、2960台とライズに大きく差をあけられているが、前年対比269.8%と大幅な伸びを記録し息を吹き返した。

コンパクトSUV市場は、ライズ一強から“ライズ vs クロスビー”の2強時代へ。そんな流れを感じさせるモデルである。

(終わり)

(写真:スズキ、トヨタ、ダイハツ、日産)

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