新型スイフトを購入目線でチェック。価格・燃費・先進装備で先代の神コスパは健在なの?
掲載 carview! 文:山本 晋也 29
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新型「スイフト」のスデザインについては多くの人が「キープコンセプト」と感じるものになっていますが、存在感のあるフロントグリルと流れるようなヘッドランプ、フェンダーの上から大きく開くボンネットなどによって構成されるフロントマスクからは、グローバルコンパクトとしての立ち位置をより強めてきたこともうかがえます。
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最大の注目はパワートレインでしょう。これまでスイフトは、1.2Lの直列4気筒エンジンを積んでいました。ライバルの多くがコンパクトな3気筒を選ぶなかで、スイフトの上質な乗り味を生み出すものとして差別化ポイントにもなっていました。
しかし、新型スイフトはトレンドに合わせて高効率な1.2Lの3気筒エンジンを採用。「Z12E」型という型式名はガソリンエンジンの究極を目指したことを示唆しているようです。
CVTトランスミッションも効率を追求した新型に刷新。スズキが熟成してきたISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)を使ったマイルドハイブリッドシステムは引き続き搭載されています。
その結果、従来モデルのマイルドハイブリッド車のWLTCモード燃費である21.0km/Lのスペックを大きく上回る24.5~22.0km/L(CVT車)を実現。マイルドハイブリッド機構を搭載しない純エンジンの「XG」の燃費性能も23.4km/L(FF)~22.0km/L(4WD)と驚くほどほど良好です。
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