「日本はもっと車を買え!」ドル=120円も見えてきたトランプの“ドル安砲”でアメ車は売れるか?
掲載 carview! 文:山本 晋也 132
掲載 carview! 文:山本 晋也 132
ひと言でいえば「アメ車が買いやすくなる」可能性が高まります。
為替レートの変化によって、アメ車がどのくらい安くなるのか、わかりやすいように1ドル=150円と1ドル=120円で計算してみましょう。
仮に、いま日本で900万円になっているアメ車があるとします。1ドル=150円の為替レートで設定した価格であれば、アメリカ本国から見ると、もろもろ含めて6万ドルで売っている商品になります。
日本での物流費や販管費なども円建てのコストはいったん無視するとして、単純に1ドル=120円で計算すると、6万ドルのクルマは720万円で販売することが可能となります。
もちろん為替レートが変わっても900万円のまま販売すれば、ドル換算で7.5万ドルとなります。この場合、本国からみると同じ商品と同じ価格で売っているだけで売上が25%増になるわけです。
黙っていても売れる商品であれば、為替を考慮して価格改定をする必要はあまりないかもしれませんが、売れ行きを伸ばしたいなら為替変動に応じて販売価格を下げるインセンティブは生まれることでしょう。
(次のページに続く)
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