HVモデル追加で追撃体制が整ったステップワゴン。王道ミニバンの復活なるか
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:市 健治
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:市 健治
前述したように搭載するハイブリッドシステムはアコードやオデッセイと同等のものだ。2Lのアトキンソンサイクルエンジンに135kW(184ps)、315Nm(32.1kg-m)のモーターを組み合わせる。
走り出してまず感じるのが「静かである」ということ。走り出しから一般道のクルーズ、高速道へ移動してもその静かさは切れ目無く維持される。さすがに山道をSモードにして走るとそれなりのモーター音は侵入してくるが、不快感の大元となる周波数などはうまく遮断している。特に感じるのがフロア回り、あと意外と言っては失礼だが3列目シートに座った際のタイヤハウス周辺からの透過音の少なさだ。また道路の細かな継ぎ目を乗り越えた際の振動の少なさや収まり感もこれまでのステップワゴンからワンランク以上アップ、安易に上質という言葉は使いたくないのだが、全体のバランスの良さも含め、このクラスではトップレベルの上質さを身に付けている。
また何度も言うようだが、この新型ステップワゴン、特にハイブリッドは目に見えない部分にかなりお金がかかっている。フロントガラスの遮音化や各種インシュレーターの性能向上など数多くのアイテムが新採用されているが、それを効率よく静粛性向上のために使っている点に好感が持てる。
基本的にこのハイブリッドシステムは2モーターを採用することでガソリンエンジンはクルーズ時や加速時のほかは発電用としての役割が大きい。バッテリー残量がある状態でEVスイッチを押せばエンジンを始動することなくEV領域で走ることができる。
先進安全技術である「ホンダセンシング」は全グレード標準装備だが、ハイブリッド車のみACC(アダプティブクルーズコントロール)の渋滞時追従機能が付く。実際使ってみるとその“効き具合”はもちろん、EV領域でかなりの時間を走ることができたのでガソリン節約には貢献するはずだ。
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