HVモデル追加で追撃体制が整ったステップワゴン。王道ミニバンの復活なるか
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:市 健治
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:市 健治
搭載するハイブリッドシステムはすでにアコードやオデッセイで搭載済みの2モーターによる「SPORT HYBRID i-MMD」である。システムとしては確かにそうなのだが、じゃあ「それでおしまい!」じゃないのが今回のステップワゴンのミソだったりする。
前述の斎藤LPLによると「当初オデッセイ用のシステムを組み込んだら全長が100mm延びていた」とのことからも、ステップワゴンにこのシステムを組み込むためには並みの改良では達成できないということになる。結果、エンジンのほか、IPU(インテリジェントパワーユニット)を搭載するための専用骨格を新設計して採用することになった。
これにより全長は+25mmに抑えつつ、室内空間はガソリンモデルと同等、何よりもステップワゴンの売りのひとつであるマジックシート(3列目シートの床下収納)も使えるわけだ。この辺はパッケージング技術では定評のあるホンダの面目躍如というところだろう。そもそもミニバンという使い勝手を特に重視する商品において、それらがシステムによって邪魔されてしまうというのは本末転倒である。
システムを搭載することでフロア自体は少しだけ持ち上がっているが、フロントシートの着座位置もガソリン車と同等であり全体としては“誤差の範囲”。ハイブリッドだから何かを犠牲にしたということはない。正直、お金をかけた大改良であることがこの点からも理解できるのである。
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