【盲点】新型「リーフ」と国産SUVの「PHEV車」を比べてみたら、価格もスペックも似ていて“非常に悩ましい結果”に…
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 23
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マツダ独自のロータリー・エンジンを発電用に搭載するというユニークなPHEVがマツダ「MX-30 ロータリーEV」です。観音開きのドアを持つパーソナル色の強いコンパクトSUVである「MX-30」に追加される形で、2023年に発売されています。
走行はすべて最高出力125kW(170PS)のモーターで行い、830㏄の小さな1ローターのロータリー・エンジンで発電します。
搭載されるバッテリーは17.8kWhで、一充電あたりのEV走行距離は107km。ハイブリッド燃費が15.4km/Lなので、50Lタンクの燃料を使ってエンジンを稼働して発電すれば最大で770kmを走ることが可能で、充電分とあわせると、877kmを走れる計算となります。
「MX-30 ロータリーEV」の価格は435万6000円~490万6000円。補助金は57万円となっています。
「リーフ」と比較すると、サイズが近いのが特徴です。
ただし、「MX-30 ロータリーEV」のドアは観音開きなので、正直、後席へのアクセスが悪いというのが大きな欠点となります。後席をよく使うのであれば、やはり「リーフ」が便利でしょう。
「MX-30 ロータリーEV」のモーター出力は、120kW(170PS)と小さいものですが、車両重量が1780kgと最も軽いため、軽快な走りは魅力となります。
また、価格面では「MX-30 ロータリーEV」は、今回のメンツの中で、最も安価です。コスパという点は「MX-30 ロータリーEV」が最高です。ただし、先進運転支援機能では、やはり最新の「リーフ」が勝ることになります。
このように、国産PHEVと「リーフ」を比較してみれば、「リーフ」の「プロパイロット2.0」という最新の運転支援機能の存在が大きな違いとなっていることがわかります。航続距離は、さすがにPHEVと比較すると「リーフ」が負けてしまいますが、「ハリアーPHEV」以外では、それほど大きな差になっていません。
また、価格面でも、補助金をあわせてみれば、どれも大差ないことがわかります。EVの購入を考えるならPHEVも比較対象にするのもアリなのではないでしょうか。
(終わり)
(写真:トヨタ、日産、三菱、マツダ)
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