新型VWティグアン超速試乗。開発コードネームのトリビアも教えます
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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フォルクスワーゲンはティグアンの市場導入に先立って、数名のジャーナリストを開発品質管理センターと生産ラインへ招待した。ここではフォルクスワーゲンの品質管理が非常に厳しく、同じグループ内のプレミアム・ブランド「アウディ」と全く同等のレベルで行われていることが確認された。
試作室の段階ではボディへの様々な艤装パーツのマッチングが慎重に検討されている。そのデザインは、もちろんミリ単位の組合せがチェックされている。特に新採用のパーツ、今回はオフロード・モード変換ダイアルが問題になっていたが、その操作性と、切り替え時の精密度(ガタの少なさ)までが吟味されていた。
さらに生産工程では、世界で初めて完全自動化されたバフ掛けロボットも公開された。ティグアンの高性能そして高品質はこうした精緻なモノ造りに支えられているのである。ちなみにプロトタイプのナンバーにある数字326には意味があり、3はセグメント、すなわちAから数えて3番目のCセグメント、2は2世代目、6はこのセグメントの6つ目のバリエーションという意味。現行ゴルフ(7世代目)は371となる。
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