新型VWティグアン超速試乗。開発コードネームのトリビアも教えます
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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試乗したのは180psと320Nmを発生する2リッター直噴ガソリン仕様で、パワーは十分以上、7速DSGを介してスムースでパワフルな雪上ドライブが始まる。トルクは1500rpm付近で既に十分以上、スロットルペダルの僅かな動きで鋭い加速をする。ちなみに0-100km/hは7.7秒でこなし、最高速度は208km/hに達する。
驚くのは乗り心地と快適性で、決してスムースとは言えない圧雪路からのショックを巧みに吸収しながら100km/hでのクルーズを楽しませてくれる。山間の登坂ワインディングへ入ると状況に合わせてトルクが後輪へ流れ、頼もしい走りを見せるが、もちろん移行はスムースで挙動の変化などかけらも無い。実に、イージーなのだ。これを助けているのは、フィードバックの確かな電動パワー・ステアリングである。
唯一、ちょっと気づいた点を言わせていただくと、乗り心地、ダイナミック性能を含む全体的な印象がまるで背の高いパサート、あるいはゴルフなのだ。「それこそがVWの売り、均一品質なのだ!」と言われるかもしれないが、クルマというものはカタチを見てユーザーが求める期待度があり、オフローダーはもうちょっと無骨な演出があっても良いのではないかと思った。
なお、ドイツでは既に価格が発表されており、19%の付加価値税込みの価格は、エントリー・モデルの125馬力の1.4リッターTSIが2万5975ユーロ(約330万円)となっている。しかしこれは4モーション搭載モデルで、試乗会関係者によると、日本へ輸入されるのはFF仕様だけになるかもしれないという。4WDモデルの進化が著しかっただけに、私の心配が杞憂に終わることを祈りたい(※著者の独自取材によるコメントです)。
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