エクスプローラー試乗。エコブーストの実力!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
全長5020m、全幅1900mmという巨体を前にすると、このクルマが燃費を意識しているなどとはゆめゆめ思えない。しかし、8.1km/L(10:15モード)という燃費データは先代と比べると大幅な改善。しかも、カタログモードを凌ぐ実燃費をマークすることも少なくない。このあたりは次ページで詳しくレポートしていこう。
中身の近代化に伴い、外観と内装もモダンになった。迫力という点では歴代エクスプローラーの伝統をキッチリ守っているが、シャープなエクステリアデザインや、欧州のプレミアムSUVを意識したという上質なインテリアはとてもカッコいい。「アメ車」という言葉がもつ、力強いけれど古臭くて安っぽいというイメージはもはや完全に覆された。
これほどのボディサイズなのだから室内が広いのは当たり前だが、特筆したいのは3列目の快適性だ。乗車レイアウトは先代と同じ2+3+2の7人乗。サードシートに乗り込むには2列目を倒さなければならないが、いったん乗り込んでしまえば快適そのもの。ひざ元、頭上のスペースはゆったりしているし、シートのクッションストロークもきっちり確保している。大柄な人が乗ると、座面に対して床ががちょっと高いことが気になるだろうが、いわゆる「体育館座り」ほどではない。小柄な女性や子供にとってはむしろ最適な高さと言っていい。上述したように、アメリカでは多くの人がミニバンからSUVに乗り換えているが、そんな人たちからも不満が出ない広さが、おそらく設計の重要課題だったのだろう。乗り降りの際のひと手間を厭わなければ、7人乗りのミニバンとして完璧に機能すること請け合いだ。
頼もしい積載力もエクスプローラーの魅力だ。サードシートを起こしている状態でも日常的には不満のないラゲッジスペースを確保しているが、サードシートを倒せばファミリーキャンプにも余裕で対応するフラットで広大な空間が出現。セカンドシートも倒せるが、サーフボードを積むとか、友達の引っ越しの手伝いをするとか、そういった状況ででもなければ、畳むのはサードシートだけで十分だ。
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