ポルシェ「911」の変革は水冷化のみに在らず。「964」はフルタイム4WDで武装した革命的モデルだった
掲載 carview! 文:横田 宏近 3
掲載 carview! 文:横田 宏近 3
ポルシェ「911」は、進化するスポーツカーである。1963年9月にフランクフルトショーでベールを脱いで以来、911は毎年ポルシェの流儀で磨き上げられ、完成度を高めてきた。その60年以上に渡る長いヒストリーのなかで、1998年に水冷モデル(996)にバトンタッチしたことに次ぐ最大の進化が、1989年に登場した「カレラ4」と「カレラ2」の「964」だった。
964シリーズは、まずフルタイム4WDのカレラ4が1988年9月のパリサロンでデビューし、翌1989年の2月から生産を開始する。伝統のRR方式を取るカレラ2は、1年後の1990年モデルとしてラインアップに加わった。
964はエクステリアの印象こそ、前後バンパー形状の一新程度のマイナーチェンジレベルだったが、その内容は完全に一新されていた。
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