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アストンDBS、待望の“ヴォランテ”に試乗!

凝縮されたアストンの魅力

今回いち早くステアリングを握った「DBS ヴォランテ」は、いかにもアストンマーティンらしいモデルだ。フラッグシップを誇る517psのパワーとコンバーチブルならではの美しいスタイリングは、このブランドのアイデンティティそのもの。ファブリック製のソフトトップは、トノカバーの下にきれいに納まりスタイリングを崩すことはない。ちなみに電動メタルトップも当初一考したそうだが、車重がかさんだり重心高が上がったりする理由で止めたそう。それにトップの位置が高くなり不格好になるとも。

このソフトトップは実用性も高く、開発陣はアストンマーティン史上もっとも遮音性の高い仕上がりとも言っている。開閉はスイッチひとつで約14秒。DB9が17秒だからその速度すら上がっている。それに時速48km/h以下なら走行中に開閉できるのも便利。さらにアクセルを踏み込めば、V12サウンドを全身で受け止めることができる。まるで喉を鳴らす野獣がタコメーターの上昇とともに目覚めるといった感じだ。4500rpmからの雄叫びは何度聞いても身震いする。

アストンマーティンの魅力は、この一台に凝縮されているのかもしれない。それはFRパッケージ特有のロングノーズ&ショートデッキプロポーションが美しいばかりか、パワーはもちろん実用性も十分備えているからだ。この辺がイタリアン・エキゾチックカーとの違いではないだろうか。今日それらも実用性や利便性はかなり高まっているが、アストンマーティンまでは届いていない。このDBSヴォランテもトップの収納でトランクルームが狭くなる分、リッドをデザインし直してキャパシティを稼いでいる。要するに“日常使えるスーパーカー”というのがこのブランドの魅力。それはまるで仕立てのいいスーツの下に鍛えたカラダを持つ英国紳士といったところだ。

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