リファインされた新型ゴルフに死角ナシも、あのモデルの未導入が惜しい
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
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ゴルフ――それは、数多ある輸入車の中にあっても、圧倒的な知名度の高さを誇る1台。同じVWのトップセラー・カーであっても、「ポロ」と言われてピンと来ない人はまだ居るかも知れない。けれども、例えクルマにさしたる興味のない人でも、「ゴルフ」と聞けばきっとおぼろげながらも、その姿が脳裏に浮かぶことだろう。
デビュー以来、40年以上に渡ってこのクラスの創造を続け、実際にそのベンチマークの座を常に守り抜いて来たという実力。それは、要はこうした知名度の圧倒的な高さにも表れているということ。そんなゴルフに、改めてリファインの手が加えられた。
現行型のデビューは2012年末。すなわち、それ以来あと半年ほどで丸5年となるのが今というタイミング。それゆえに、「ゴルフがリファインを行った」と耳にして、気の早い向きの中には「もうフルモデルチェンジなの?」と受け取った人も居る模様。が、実際には”ゴルフ7”と言われる現行モデルのライフ中で、最後となる大規模リファインが実施されたというのが正解だ。
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