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リファインされた新型ゴルフに死角ナシも、あのモデルの未導入が惜しい

リファインされた新型ゴルフに死角ナシも、あのモデルの未導入が惜しい

ゴルフ ヴァリアント TSI ハイライン

ディーゼルと新1.5Lガソリンエンジンの未導入は残念

こうして、一見したところではもはや”死角ナシ”とも思える最新のゴルフ。が、それでもまだ、望みたくなる事柄は残されてはいる。その代表的なものは、本国では乗ることが出来るモデルすべてが、日本に導入されているわけではないという事柄。その中でも特に惜しいのは、今回もディーゼルモデルの導入が実現しなかったことだ。

例のスキャンダルの影響がいまだ尾を引くこのブランドの場合、そのエンジンを搭載するモデルの導入に、他のブランド以上に高いハードルが横たわることはもちろん想像は付く。けれども、それがすべてのレギュレーションをクリアし、改めてVWが自信を持って世に問う製品であるのならば、それは一刻も早く日本のユーザーに提供して欲しいと思うのもまた事実。

同様に、実は本国ではすでに新発売されている1.5リッターの新しいガソリン・エンジンも、日本市場に向けてはまだ導入の見込みが立っていないというのも残念。この新1.5リッター・エンジンバリエーション中には、ガソリン・エンジンとしては稀有な可変ジオメトリー・ターボを採用し、ミラーサイクル燃焼を行うことで、より高度な環境性能を追った、画期的なユニットも設定されているのだ。

いずれにしても、確固たる人気を誇るゴルフの歴史は、イコール「継続は力なり」の歴史。最新のゴルフに触れたことで、次に控える”ゴルフ8”の仕上がりが、いよいよ楽しみにもなって来た。

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